2019春学期試験の採点について

マーケティング論1・2履修者の皆さんへ
 

評価に疑問のある人は、まず下の注意事項を読んで下さい。その上で
どうしても納得できない場合、事務室への問い合わせを行って下さい。
 

ダメもとの問いあわせは、お互いに時間のムダです。

特にF評価の場合は、入念に答案を読み返しています。
万一の入力ミスでもない限り、評価が変わることはまずありません。


内野の試験は知識を問う設問ではない、という事を理解して下さい。
出席を一切とらず、持ち込みを全て可にするのは、そのためです。
 

解答に70分丸々かかるとは思いませんが、楽勝科目とは思いません
 

設問の意味を理解せず、求めていない内容を記述している解答が多かったのも
今年の特徴です。業者が販売しているノートの
間違いをそのまま書いてしまったお馬鹿さんもいました。
 

問題を公開している意味を理解で きないのでは、単位の取れる
可能性は極めて低い、と言わざるを得ま せん。つまり、単純にマーケティング
や流通の教科書、関連サイトの内容を引き写しただけでは、評価はできません。
 

要求しているのは設問を理解する事と、自分の考えの組み立てです。教科書を指定 しないのは、
誰かの考えに思考を固定する事の無意味さを信じているからです。他人の考え方に追従する
事は否定しますし、サイトからひねりもなく書き写したり、論理性がなく、中学生が思いつきで
書けるような内容や、問題に全く答えていないような内容には点数のつけようがありません。
 

論理的分析とオリジナルな意見が、評価の対象になります。
 

と予め断っているはずです。出席は求めていませんが、授業に一度も
出ない場合、こうした趣旨を理解できていない場合が多いと思います。



 

用紙の表面は埋めましたか? 設問は、余白が何行も残るような、内容の薄い解答を求めるものでは
ありません。ペン書きの指定も、授業中に注意したはずです。


後、何度も注意したにもかかわらずペン書きの指定を無視するお馬鹿さんがいますが、
解答形式の不備として、本来の採点から評価を下げる措置を取っています。
シャーペンはペンではありません。 
 




問題T について

キー ワードの記載がないだけならまだしも、当てずっぽうで意味のない語を書くのは、セコい 悪あがき
としか判断できません。不正に入手したキーワードを書くのは、それだけ でアウト(不正行為に準ずる)です。
この点は試験当日にも警告しましたよね? 問題が公開されるからといって、授業に
出ないのはナメすぎです。授業内容程度の事は既に理解しているのであれば別ですが。

 


マーケティング論の設問は、以下の2つです。
 

 
1. 製品ブランドにおいて、ある市場で確立したブランドのエクィティが
通用する可能性のある別の市場を指摘し
,そこに
おける効果的な製品戦略を提言しなさい。


2. コンビニエンスストアの運営が急速な転機を迎えています。
これまでの成長を支えた方策が、競争のための
有効な手段でなくなってきた理由を、BENEFIT と UTILITY の
差違の観点から考察しなさい
  .

 


(1) に関してはブランド・エクイティという概念を理解していない解答が多かった のは残念です。
「ブランド・エクイティが確立しているブランド」という表現は、「考えてない」解答の典型です。

延々とあるブランドの解説をしている人も多かったのですが、いくら熱心にユニクロやスターバックス
シャネルやルイ・ヴィトンの説明をされても、設問の趣旨からは答えになっていません。

既存のブランドを活用して何か出来ないか、という競争環境を考慮しない単純な思い付きの
解答は評価できません。スタバというブランドを新幹線で販売する、ニトリがホテルを展開する、
高級食パン屋がカフェを展開するなど〇学生並みの発想は、一発ギャグとしてもつまらないのですが、
マーケティングの本質、・反復購買・を達成する目標に寄与するとは評価しかねます。「資産と負債」と
記述しておきながら、シャネルの洗剤とかヒートテックのカーペットとか、お茶目な解答も求めていません。



(2) に関しては、Benefit と Utility を理解していない答案が多く見られました

この差異を埋める事がマーケティングの本質なのですが、こうした設問の意味を理解せず
コンビニの特徴とされる24時間営業や従来の出店戦略を延々と説明しても解答には
なりません。 従来のコンビニが提供してきた利便性を上回るサービスが数々生まれ、
売り上げと収益を確保するためのサービスの多様化やマーチャンダイジングを考える
ことを求めているのですが‥

映え売れは長続きせず、本質な解決策とは程遠い提案です。タグ付き売れ、という提案 も
1万店単位のオペレーションで実現できるのか少し考えれば困難すぎることはわかるでしょう。
(それを実現させるための具体的な施策、例えばビッグデータやマクドナルド的なコンポーネントの
組み合わせ、などの提案があるのなら大いに評価しますが)

本質的な新しさ、それがutilityとして受け取られる要素とは何かを論じ ていないのでは、
高い評価はできません。




 
 

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